新吉田小学校(関谷道代校長)の3年生113人が3月1日、鶴見川の河川敷700メートルを走った。当日は伴走家の磯野茂さんと元陸上選手の磯野あずささん(旧姓:野尻)夫婦が指導・応援に駆け付けた。
3年生は総合的な学習で鶴見川について学んできたため、この活動が行われた。子どもたちの走る姿やトップアスリートを見ようと、現地には多くの保護者が集まった。
「走ることは楽しいことだと伝えたい」と、スタート前に、楽しく走るためのコツを実際に走って見本を交えて説明した磯野茂さん。その後は、児童に伴走しながら、河川敷を走破した。
走り始める前は体力に不安を持つ児童もみられたが、走り終わると「楽しかった」という声が多く挙がった。児童の一人、阿部優斗さんは「走っている時は疲れて辛かったけど、最後まで走り切れた。みんなと走って楽しかったし、親も見に来てくれた」と笑顔で話した。
「みんないい顔で走っていた。鶴見川はいつもあるから、学校がない日でも一緒に走る人が増えて会話が増えれば」と話したのは関谷校長。体育主任の伊豆丸沙季教諭は「子どもたちはプロの登場に喜んでいて、教えてもらったコツもすぐに挑戦していた。沿道の拍手や応援されている中で気持ちよく走れたと思う。来年度は全校でやりたい」と期待を語った。
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