港北警察署によると、5月26日〜6月1日に認知した特殊詐欺が3件にのぼった。
仲手原で発生したのは、還付金詐欺。区役所職員を名乗る者から「累積医療費の還付金があります。銀行口座に振り込む」などと言われ、誤信した被害者が犯人の指示に従い、ATMを操作して振り込みを行ってしまった。
篠原西では架空請求が発生した。被害者の携帯電話に副業を斡旋する旨のメールが届いたことから、返信したところ、必要経費と称し金銭を要求され、誤信した被害者が犯人の指示に従い、犯人口座に振り込みを行ったもの。
師岡町では特殊詐欺の被害があった。区役所国民健康保険課を名乗る者から「保険料の累積分があるので、振込先口座を教えてほしい」などと、その後、金融機関職員を名乗る者から「職員を向かわせるのでキャッシュカードを点検させてほしい」などと言われ、誤信した被害者が来訪した女にキャッシュカードと通帳を手渡してしまった。
港北署では「ATMで還付金は戻りませんし、警察や金融機関職員がキャッシュカードを確認するために自宅を訪れることはありません。迷惑電話防止機能付きの電話機を設置して、詐欺の被害に遭わないよう十分注意を」と呼びかけている。
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