卒業を間近に控えた６年生対象の「ミニ畳作り教室」が２月13日、俣野小学校で開催された＝写真。これは同小近くのいずみ畳店の協力で実施されているもので、今年で５回目。
同店の職人による畳張替えの実演を見学後、児童らは約20cm四方の板にゴザを巻いたミニ畳作りに挑戦。四苦八苦しながらも作業に没頭し、完成すると嬉しそうに感触を確かめていた。
この日の作業に児童はホチキスを使ったが、畠山優君は「職人は一つひとつ手縫いでやっていることに驚いた」と話し、「ヘリを折る作業が難しかったけれど、畳は良い匂いがして良い」と満足そうだった。
講師を務めた綱島正喜さんは「職人の世界は厳しいが、物作りに興味をもち、本物が格好良いと思える大人になって下さい」と児童に呼びかけていた。
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