父、椋鳩十氏を語る 久保田喬彦氏が川上小で
小説家の故・椋鳩十氏を息子の久保田喬彦氏(83)=写真=が語る講演会が10月2日、市立川上小学校(野瀬茂校長/児童数342人)で行われた。
椋鳩十氏の作品『大造じいさんとガン』は5年生の国語の教科書に掲載されており、椋鳩十氏のひ孫が在校生であることから講演会が実現した。
この日のために鹿児島県から駆け付けた久保田氏は、同校の3〜5年生の児童約180人を前に、作品に対する父の思いや、父から「偉い人は父親。でも愛情の深さは母親に負ける」などと教えられたエピソードを披露。児童への質問を交えながらの講演が終わると、会場は大きな拍手で包まれていた。
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