東俣野町にある横浜市認定の市民農園「栽培収穫体験ファーム」がこのほど、夏野菜の収穫シーズンを迎えている。
同園は2000年に「3世代が楽しめる農園」をテーマに32区画からスタート。以来徐々に規模を拡大していき、現在は「越川農園」「翡翠(かわせみ)農園」など複数の農園で合計120区画を運営している。
園主の北村豁さんによると今年の収穫シーズンは5月末ごろに始まったという。6月6日に翡翠農園に集まった40人は、思いおもいに夏野菜を収穫。きゅうりやナス、ピーマン、ジャガイモ、大根などが採れ、賑わいを見せていた。
藤沢市在住の佐藤誠さん(45)は妻と息子2人の家族総出で参加し、「4・5年位前から通っているが、なかなかこういうことができる場所はない。土をいじることは子どもにとって最高の環境だと思う」と話す。「やっぱりスーパーとは違って採れ立ての味は明らかに違う。子どもはかじってそのまま食べているし、私も恵みに感謝しながらいただく予定です」と満足そうだ。
北村さんは「新型コロナウイルスの影響で例年7月にやるイベントは中止。それでもこうして親子3世代が集まり、野菜の話をしながら交流を深めるのは大事なこと」と話していた。
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