神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区・泉区版 公開:2021年1月1日 エリアトップへ

(PR)

世界最先端の植物科学研究を戸塚・舞岡から発信し続ける

公開:2021年1月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
【1】研究所外観【2】圃場にはコムギをはじめ多品種の実験用植物が育てられている【3】【4】一日施設公開や実験教室の様子【5】圃場の麦で作るクラフトビール【6】木原記念室(平日火曜・木曜/現在は感染症対策のため要事前連絡)
【1】研究所外観【2】圃場にはコムギをはじめ多品種の実験用植物が育てられている【3】【4】一日施設公開や実験教室の様子【5】圃場の麦で作るクラフトビール【6】木原記念室(平日火曜・木曜/現在は感染症対策のため要事前連絡)

 近代遺伝学の創始者の一人である木原均博士の名前を冠した「横浜市立大学木原生物学研究所」。26年前、豊かな自然あふれる舞岡リサーチパークに建設され、最先端の植物科学研究拠点として、世界や地域が抱える課題解決に向け研究を重ねる。地域に開かれた施設として、施設公開や近隣小中学校の授業協力など、様々な地域貢献活動を行っている。

 創設者の木原均博士(1893〜1986)は、ゲノムの概念を定義し、コムギの祖先種を明らかにした植物遺伝学者だ。研究所は1942年京都で創立し、57年に現在こども植物園がある南区六ッ川に移設。84年に横浜市立大学附置研究所として再発足し、95年に戸塚区舞岡町の地に新たなキャンパスを構えた。

 現在4つの研究部門があり、植物の遺伝資源を有効活用する研究、それぞれのゲノム情報をもとに食糧問題など実社会に役立つ研究などを行う。これらは世界的に権威ある学術雑誌に多く掲載され、高く評価される。

 敷地内には、実験用の植物を育てる圃場(畑)や温室などが整備され、博士の功績を示す資料や遺品を展示する「木原記念室」は一般公開している。2010年には天皇皇后両陛下が訪問され、研究所入口には記念碑が建てられている。

地域の学びに還元

 夏休み期間に開催する「一日施設公開」は例年500人以上が訪れる人気行事だ。昨年はコロナ禍で中止した代わりに、オンラインで家でも体験できる「バーチャルオープンキャンパス」を開設。動画で研究所や研究部門の紹介を配信している。また近隣小学校の総合学習への協力をはじめ、小中学生を対象に学生が科学実験教室なども行う。実験を担当する学生は「講座を通じて最先端の研究を身近に感じ、植物への学びを楽しめる子どもたちが増え、地元の誇りにつながれば」と期待を込める。

世界最先端の植物科学研究を戸塚・舞岡から発信し続ける-画像2 世界最先端の植物科学研究を戸塚・舞岡から発信し続ける-画像3

横浜市立大学木原生物学研究所(舞岡キャンパス)

横浜市戸塚区舞岡町641-12

TEL:045-820-1900

https://www.yokohama-cu.ac.jp/kihara/

戸塚区・泉区版のピックアップ(PR)最新6

「終の棲家、湘南に決めた」

ウスイホーム戸塚店(戸塚モディ地下1階)

「終の棲家、湘南に決めた」

辻堂東海岸にデザイナーズ戸建

5月15日

オープン記念キャンペーン

リニューアル(旧リケン補聴器センター) 補聴器専門店

オープン記念キャンペーン

7月31日まで 期間中特典あり

5月15日

ユニーク企画満載

保土ケ谷公園

ユニーク企画満載

「パークフェス」5月25日

5月15日

落ちないメイク、クリニックで提供中

落ちないメイク、クリニックで提供中

メディカルアートメイク

5月15日

感謝の気持ち「家事代行で」

感謝の気持ち「家事代行で」

まごころチケット販売中

5月8日

義務化の相続登記をサポート

義務化の相続登記をサポート

”家族信託”の活用も提案

5月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年5月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook