藤沢にある時宗総本山遊行寺の前法主、他阿真円上人の墓が9月、区内石材店の手により建立した。10月7日には納骨式が行われ、昨年亡くなった真円上人をしのんだ。
第74代法主を務めた真円上人は昨年12月9日に逝去。今年に入り寺の出入り業者として深谷町の(有)石善(松土仁代表)が墓の施主に紹介され、工事を開始。施工された墓は卵型の無縫塔と呼ばれるもので、高さ2m10cm。真鶴産の小松石を使用した。
同寺の担当者は「あれだけ大きな石を揃えるのは難しかったと思う。見事な出来」と語る。松土代表は「隣にある過去のお墓のデザインに似せたいという要望が難しく、大変だった。大役で最後まで気が休まらず、今回ようやくほっとしている。職人もいい経験になった」と話した。
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