神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2023年5月25日 エリアトップへ

舞岡公園拠点もみの木園 自然の中で育つ園児 創立四半世紀 15日 体験会

教育

公開:2023年5月25日

  • LINE
  • hatena
もみの木園の園児と保護者。右端が尾上園長
もみの木園の園児と保護者。右端が尾上園長

 四半世紀にわたり、舞岡公園を中心に"青空保育"を続けている、もみの木園(尾上陽子園長)。近年は幼児教育無償化などの影響を受けて園児減少の苦境を迎えているものの、時間割を設けず、園児がその日取り組みたいことを行う、ユニークな教育方針は開園当時から変わらない。6月15日の体験会では、その一端に触れられる。

 1998年創立した同園。栄区にあった自主保育所の閉鎖を受け、保護者6人が当時保育士だった尾上園長に開園を依頼したことがきっかけ。園児7人のうち3人は身体や精神に障害があったが「障害の有無に関係なく、子どもが自由に育つことを目標にした。いま思えば、その後のインクルーシブ教育の先取りだった」と尾上園長は振り返る。

生き物とも触合う

 四季を感じながら、昆虫や動植物と触れ合える自然の中での保育を実践するため、舞岡公園に拠点を置いた。ドイツや北欧で急速に広まっていた野外保育「森の幼稚園」とも連動した取組みになっていったという。

 通園するのは2〜6歳児。週5日、午前9時から午後2時半まで、園児は自由に動き、走り、友だちと遊ぶ。荒天以外は寒暖に関係なく開園する。「カッパを着て雨の中の森にいると、滴の音や草木の匂いを濃密に感じる。天候をまるごと受け入れるのも教育」と尾上園長。自由参加の在・卒園の保護者が一緒に保育にあたるのも特徴の一つ。催しものもあり、園児は借りた田んぼで田植えや収穫したもち米でのもちつき、運動会などに取り組む。

 尾上園長は「無償化は時代に即した施策で歓迎すべきこと。危惧するのは、世の中の同調圧力が強まっている現状。能力主義とは一線を画した保育をこれからも続けていきたい」と語る。

 6月15日(木)、舞岡公園で体験会が行われる。午前9時半から午後1時。当日は布絵本を参加者と楽しむ。対象は1〜3歳児と保護者(定員5組)。費用は500円(おやつ代・保険代)。申し込み・問い合わせは佐嶋さん【携帯電話】090・1903・7112(平日午前10時〜午後5時)。

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

NORIIリハビリ整体院

横浜市戸塚区品濃町538-10オカジマビル702号 070-8337-3127

https://mbj.lpseitai.com/norirehabili-seitai

平成横浜病院

横浜市の健診・検査

https://yokohamahp.jp/

<PR>

戸塚区版のローカルニュース最新6

クリスマス 大抽選会

12月22日〜26日トツカーナ、サクラス戸塚

クリスマス 大抽選会

12月7日

80人が芋ほり

東俣野町市民農園

80人が芋ほり

「秋の恵み」を収穫

12月7日

盲導犬に触れ、共生学ぶ

品濃小児童

盲導犬に触れ、共生学ぶ

協会職員「まず声掛けを」

12月7日

食事会で地域交流

戸塚高定時制

食事会で地域交流

12月7日

横浜で「城」の祭典

横浜で「城」の祭典

12月16日・17日開催

12月7日

9割が一時金で賄えず

横浜市出産費用

9割が一時金で賄えず

市「必要な支援」検討

12月7日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月30日0:00更新

  • 11月23日0:00更新

  • 10月12日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2023年12月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook