「おーい、缶はこっちだよ」。3月4日、東汲沢小学校。元6年1組の担任、沼田留美子教諭の大きな声が飛び、児童たちは学校の周辺をほうきで掃いたり拾ったりして集めたゴミを、袋に入れていく。
「お世話になった地域に何かで役立ちたい」。同校は区内の学校で唯一、市の美化事業「ハマロード・サポーター」の登録団体として活動している学校。登録前から総合学習の時間に近くの公園などで清掃はしていたが、登録をすると、戸塚土木事務所が清掃用具を提供してくれ、集めたゴミの処理も手伝ってくれる。昨年12月に登録して以来、月に1回、サポーターとして活動してきた。今までに2回、クラスだけでなく学校全体で清掃をするなど、活動は広がりを見せている。「花の水やりを毎日するようになるなど、地域への関心が高まった」と沼田教諭。同事務所の森秀毅所長は「子どもを見て、大人も清掃に取り組んでくれれば。地域に広がってほしい」と期待を込め、話した。
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