子どもの保育サービスを必要としている保護者に、保育園の一時預かりや横浜保育室など、適切なサービスを案内する「保育コンシェルジュ」が6月1日、戸塚区役所に配置された。
コンシェルジュは、市が待機児童解消のために取り組む事業の一つで、現在、市内各区に1人ずつ。認可保育園以外のサービスが適した家庭に、それらのサービスを促し、待機児童の減少を図る。
現在、コンシェルジュは区内の保育状況やニーズ把握のための情報収集をしており、7月ごろから案内業務を開始する見通しだ。
6年ぶり減
横浜市こども青少年局から発表された今年4月1日現在の待機児童数は、市内全体で971人。昨年同日比で581人減った。戸塚区でも72人と48人減少。待機児童が減ったのは、市が5年ぶり、区では6年ぶり。
区では昨年同日で、待機児童数が過去6年間で最多の120人に増加。10月1日時点では、191人とさらに増え、市内ワースト3位に。これを受け、区は今年4月から認可保育園を3園新設し、定員を150人増やしたほか、区の窓口で幼稚園の預かり保育を案内するなど対策へ取り組んだ。
コンシェルジュもその対策の一つとして、保育サービス周知に力を注いでいく。 (中面に関連記事)
|
<PR>
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>