区のゴスペル事業 節減「優秀」
横浜市は10月3日、昨年度における経費削減や財源確保による節減額が1億3155万円になったと発表した。各区局から財政局に上がった節減実施事業23件の中から4件を優秀事業とし、45万1000円節減した戸塚区地域振興課所管の「地域文化振興事業」がそのうちの一つに選ばれた。
同事業のうち、区民がゴスペルコンサートを企画・運営する「戸塚区民ゴスペルコンサート事業」で節減に成功。区職員のアドバイスのもと、実行委員が積極的に広報活動を展開した。エフエム戸塚への番組出演や区内店舗、大学などにチラシを置き、本紙でもチケットプレゼント情報を掲載。チケット売り上げ見込み320枚が結果494枚と大幅に増え、区の補助金を減らすことができた。
区局の経理担当課長などからなる評価委員会が優秀事業を選定。ゴスペル事業は5つの評価軸のうち、翌年度以降の予算削減・財源確保への反映を評価する「つながり度」で高評価を得た。同課は「区が伝えた運営ノウハウを実行委員が実践し、広報活動を本当にがんばってくれた」と話した。
ゴスペル事業は2013年度から区からひとり立ちし、区民だけで事業を継続できるようにする。
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