小石君 全国で金 水泳選手権で自己ベスト更新
平戸町の小石昌矢君(平戸小2年)が11月12日と13日に福岡県で開催された「日本身体障害者水泳選手権大会」に50mバタフライ(S5クラス)で出場し、優勝に輝いた。
今回の大会では、S5クラスのバタフライ出場選手が昌矢君のみだったこともあり、「運が良かった」と父・純一さんは話す。タイムは、1分36秒91と自己ベストタイムを約6秒更新した。
昌矢君は、生まれつき右腕は二の腕まで、両足は太ももまでしかない。水泳を始めたのは4歳。純一さんの「立つことができなくても、何かスポーツをやらせてあげたい」との思いから挑戦が始まった。
昨年までは、クロールで試合に挑んでいたが、今年からバタフライに転向。フォームが徐徐に改善されていることもあってか、日に日にタイムを縮めている。
昌矢君は「優勝できて、とてもうれしかった。(メダリストの泳ぎを見ることができて)勉強になった」と金メダルを持って、笑顔。
目下の目標は、中学生以上に出場権が与えられる「ジャパンパラリンピック」の規定タイム1分20秒を切ること。新たな目標に目を輝かせている。
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