震災伝える「相馬高新聞」掲示 戸塚図書館で3月末まで
福島県相馬市の相馬高校生徒が、東日本大震災当日の学校の状況や震災後の街並みなどを取材し製作した「相馬高新聞」が、戸塚図書館で3月31日(土)まで掲示されている。
同新聞は1月に全国高校新聞コンクールで最高賞を受賞。結果記事を読んだ同館の久野規子(くののりこ)さんが来館者に読んでもらいたいと同校に連絡したところ了解を得られ、寄贈してもらった。
新聞は全6ページ。地震発生後から避難するまでの経過や、震災後に近隣の街並みの様子を取材したルポ、学校再開と今後の学校生活の展望などを掲載。新聞における客観報道に基づいた内容、風評被害への懸念やメディアの報道に疑問を投げかける論説からは、冷静な目で現場や物事を見ようとする高校生記者像が浮かぶ。久野さんは「大変な時期に取材しているのはすごいこと。多くの人に読んでもらいたい」。同館【電話】045・862・9411。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>