被災地への思い形に 瀬谷丸、6月に開港祭へ
東日本大震災で被災した岩手県・大槌町に漁船を贈ろうと立ち上がった「三陸沖に瀬谷丸を!」実行委員会(露木晴雄会長)が集めた募金で建造中の船「瀬谷丸」(=写真)がこのほど、公開された。
瀬谷区の若者が被災地に赴き、炊き出しなどで支援したことがきっかけで大槌町との交流が始まった。一昨年秋の瀬谷フェスティバルで大槌漁協の漁師が「仕事をするための船が欲しい」の一言に一念発起した1人が露木会長だった。大槌町の漁師の思いを形にするべく始めた募金活動は約3カ月。そして昨年7月には募金で集まった3625万円余の目録と大漁旗を大槌町に届けた。
現在、船はほぼ完成し、6月8、9日の開港祭に寄港する予定だという。
露木会長は「瀬谷区以外の方々にも協力していただき、夢が現実となりました。委員ともども感謝申し上げます」と話している。
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