神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2013年5月16日 エリアトップへ

自宅敷地に設置 子どものための文庫館

公開:2013年5月16日

  • LINE
  • hatena
「あすなろ」(上)には、この日も子どもたちが集まってきた(5月8日、午後2時半頃)
「あすなろ」(上)には、この日も子どもたちが集まってきた(5月8日、午後2時半頃)

 「たのしい 本の へやに なりますように」――。

 地域の子どもたちに向けた利用案内文の最後に記しているのがこの言葉だ。

 矢部町1068にある「こども文庫あすなろ」(【電話】045・861・0723/不定休)は、同地に住む堀江宏子さん(71)が2011年12月、自宅敷地内に開いた、子どもたちのための文庫館。5〜6坪の敷地に建てられたログハウス風の館内には図鑑や少年文庫のほか、大人も読める書籍など、寄贈を受けたものも含む約3000冊が揃う。自由に出入りでき、本の貸し出しも行っている。

 小学校の元教諭で「本が好き、子どもが好き」という堀江さん。図書館が遠いこともあり、同じく教諭だった夫と「子らが独立したら、地域の子どもたちのための文庫館をつくりたいね」と老後の楽しみを語り合っていたという。

 夫は数年前に他界したが、一昨年、ついに2人の夢を叶えた。墓前では「(息子の)バックアップもあり、(開館)できるようになったよ」と報告した。

 5月8日、開館以来の来館者は述べ5800人を超えた。本を読みにくる子もいれば、遊びに来る子も。小学時代から通っていた中学生が「休ませて」と寄ることもある。友達同士で宿題をやりに来たという小学5年生の女児3人は「ここは落ち着く」「宿題がはかどりそう」と笑顔で話した。

 庭の芝生には、いつしか子どもたちが通る「道」もでき、「あすなろ道」と呼んでいる。「オープン2年半、開いて本当に良かった。子どもたちが来るのが楽しみ」

平成横浜病院

横浜市の健診・検査

https://yokohamahp.jp/

<PR>

戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

絵本で食品ロス削減訴え

泉区在住市村さん

絵本で食品ロス削減訴え

コンテストで優秀賞

5月2日

OTABISHO(おたびしょ)開業

みなとみらい

OTABISHO(おたびしょ)開業

能と狂言の紹介施設

5月2日

5作目上映会を開催

映画・奈緒ちゃんシリーズ

5作目上映会を開催

泉公会堂で5月11日

5月2日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook