瀬谷区や旭区、大和市など相鉄沿線沿いのエリアに加え、戸塚区の少年野球チームも加盟する相鉄沿線少年野球連盟(坂井学会長)が設立30周年を迎えた。「子どもたちがよりよい環境でプレーを」と、市区の垣根を越え発足した同連盟。6月19日に横浜市内のホテルで記念祝賀会が開催された。
連盟には横浜だけでなく、相鉄線沿線の大和、海老名、綾瀬などの約110チームが所属し、1984年から毎年大会を開催している。坂井会長は会の冒頭、「区や市を越えて開催される大会は珍しい」と話すなど、多地区の野球少年が集う貴重な場となっている。
組織の発足は、現在同連盟で理事長を務める川口忠人氏が発案。区や市の垣根をとりはらった大規模の大会で、大所帯でも低予算で移動できる交通手段を考慮した結果、沿線チームが集う大会を思い付いたという。
かつてプレーした少年たちは現在、役員や監督として運営を手伝うなど、周囲の献身的な支援を受けながらつないだ30年。近年は野球人口の減少もあり、選手不足から今年の大会に出場したのは全体の約7割にとどまったが、川口氏は「野球の魅力はチームワーク。若い世代へバトンをつないでほしい」と話していた。
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