学校法人岩崎学園横浜fカレッジが主催する中高生対象のファッションデザインコンテスト「ヨコハマファッションアワード2013」の最終審査会が9月28日、同校で行われ、上矢部高等学校1年の丹野藍さんが審査員特別賞の岩谷俊和賞を受賞した。
11回目となる今年のテーマは「FASHION+…(ファッションに何かをプラスしてみよう)」。全国からの応募総数1079点のうち、44点が最終審査に進出。実際に作品を制作し、ファッションショー形式で公開審査が行われた。審査員は「ドン小西」こと小西良幸さんら有名デザイナーらが務めた。
審査員特別賞を受賞した丹野さんが作品のモチーフにしたのは「雷様」。神々しさを「プラス」したというこのデザインは、テストの後に1分ほどで思いついたもの。土台にはワイヤーを使い、全体の丸みにはダンボール素材を利用している。その上に下地となる布、最後に表面を自身で描いた模様入りの布で覆った。中でも大変だったのが、前後左右に並ぶ棒を取り付ける作業。重みがあるため、理想の向きに固定するのが困難だったという。
丹野さんは昨年、中学生の部に応募し、佳作を受賞している。高校生の部はさらにレベル上がるため、力試しに今年も挑戦してみたという。「去年よりも良い賞をもらえてよかった。今後も色々なコンテストに応募していきたい」と語った。
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