戸塚高校吹奏楽部 独の楽団からアドバイス 「生きた指導、新鮮」
市立戸塚高等学校(稲村誠一校長・生徒数948人/4月1日現在)の吹奏楽部員16人は11月26日、横浜みなとみらいホールでドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団員から直接、演奏のアドバイスを受けた。
同校に2014年度から普通科音楽コースが設置されることを記念して行われた企画は、同施設館長、池辺晋一郎氏のプロデュースで実現した。
部員数は145人。指導は12月に開催されるアンサンブルコンテスト神奈川県大会に出場する2チーム、管打楽器8重奏と金管8重奏の16人が対象となった。
楽団員3人の指導は指使いや息の出し方、表現力など細部にわたり、部員らは技術を少しでも多く吸収しようと真剣な表情でメモを取るなどした。
会場で様子を見守った稲村校長は「貴重な機会をいただいたことに感謝している。(指導前後の演奏を比較すると)別のチームのようだった。それ以来、練習時の音も以前と違うようだ」と今後の活動に期待していた。
指導を受けたチューバ奏者の横山孝一さん(17)は、「(楽団員の指導は)一言一言が生きたもので新鮮だった。今回得たことを部員の皆にも伝え、より豊かな表現ができるようにしたい」と話していた。
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