深谷町在住の小山章雄さん(77)がオリジナルの楽曲『東京五輪2020年』を制作した。現在、自身が営む小山理髪店には客や近隣の人が集まり、カラオケやCDに合わせ、歌と踊りの練習をしているところだという。
「世界に日本の良さを知ってほしい歌。日本も明るくしたい」と笑顔で語る小山さん。歌詞には2020年に開催される五輪のほかに、世界一高い電波塔の東京スカイツリー、世界遺産になった富士山が登場する。曲調はゆったりとした音頭で、「ソレソレソレ」という合いの手も楽しげ。「嫌なニュースも多いけど、みんなで楽しんで明るくね」。
実は、この楽曲は昨年自身が病気で入院する直前に作ったもの。病気が判明してから、限られた時間に急いで作ったのだという。現在は無事回復した小山さんは「歌には大きな力がある」とし、「歌ったり踊ったりしてもらって、お年寄りのリハビリになれば」と話す。いつか施設などで披露できたらとも話していた。
小山さんが曲作りに興味を持ったのは、中学生のころ。それ以来、働きながら独学で作詞・作曲を続けてきた。これまで制作した楽曲は約60曲。曲作りでは、自身の仕事や人生、家族への思いなどのほか、その当時の流行りものを題材にすることが多く、『タマちゃん音頭』や『東京スカイツリー音頭』などの楽曲は新聞でも取り上げられた。次の題材については、「まずは(五輪開催の)2020年までは元気に頑張ろうという思い。次はまた良いものがあったらね」と小山さんは笑う。
楽曲についての問い合わせは、小山さん【電話】045・851・0054へ。
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