畳作りを体験する児童
市立俣野小学校で２月20日に「ミニ畳作り教室」が開かれ、６年児童が小さな畳作りを体験した。
教室は同小学校近くのいずみ畳店の協力で実施しており、今年で７回目を迎える。職人による畳張替の実演を約30分見学した後に職人にアドバイスを受け、児童らが協力し合いながら畳づくりに挑戦した。畳張替の職人技を目の当たりにした児童らは、「わあ」「すげー」などと感嘆の声を上げていた。
畳張替の実演を行った野呂恒雄さん（63）は「16歳のころから畳に向き合っている。それでも縫う時に針が向いて出てくる方向の感覚を掴む事が難しい」とコメント。
同店の大平潤さんは開催にあたり「我々の畳の張替と一緒で新鮮な気持ちで毎年取り組ませてもらってありがたい」と話した。
参加した男子児童は「面白い。大きな畳を器用に張り替えていてすごいと思った」と驚いていた。
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