第64回県吹奏楽コンクールの中学校の部A部門(2日目)が8月11日、横須賀市のよこすか芸術劇場で行われ、市立境木中学校が最高賞の朝日新聞社賞を受賞した。また、市立戸塚高等学校も8月13日に神奈川県民ホールで行われた同コンクールの高等学校の部A部門で朝日新聞社賞を受賞し、ともに9月に開かれる東関東吹奏楽コンクールへの出場を決めた。
いい音楽づくりのために
境木中学校吹奏楽部部長の山口渚さん(3年)は大会を「いい音楽づくりができた。段階を踏んで独自の工夫を重ねた」と総括し、大会までの道のりを「仲が良く和気あいあいやりながらもメリハリをつけた練習が出来た。切磋琢磨し悪いところを指摘し合えた」と振り返った。メンバーは本場直前まで、現状に満足する事なく納得のいく演奏ができるように磨きをかけた。今後の目標を「東関東大会で、部のモットーである心に響く音楽を演奏して、聞いている人たちに届け、全国に出場する事が出来れば」とした。
一体感を音楽で
戸塚高校吹奏楽部部長の高堂歌音(かの)さん(3年)は「演奏前までは不安があったが、いざ出番がきたら音楽をする事に集中した。結果に惑わされずに自分たちの演奏が出来れば結果がついてくる」と自分たちを信じる大切さを強調した。
「途中まで納得いく演奏が見つからず焦りが続いた。結果としてその焦りによって最後の詰めが出来た」。良い演奏のために部員同士でぶつかる事があったが、最後に一体感を音楽で伝える事が出来たという。
高堂さんは「とにかく東関東で金賞を受賞し、全国へ出場する事」と次の目標を力強く語った。
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