舞岡町 妙現寺川上町 倫勝寺 弓矢で鬼を退治 福豆100㌔空に舞う
舞岡町にある妙現寺で、「節分追儺射礼(ついなじゃらい)」が2月3日に催された。
これは3年前から同寺で行われている節分にちなんだ行事。「追儺」と呼ばれる平安時代初期に行われていた鬼払いの儀式にのっとり、「鬼」と書かれた的に弓矢を射って、厄払いをするというものだ。
当日は、4人の弓道有段者が集結。各々が的に向かって、10mほど離れた場所から勢いよく矢を放った。「鬼」の部分に的中すると、観覧者から感嘆の声も。また、境内では日本刀の演武も行われた。
参加した市内在住の男性は、「自分の心の中にいる”鬼”と対峙し、追い払うことができたと思う。いい機会だった」と話した。増田幸静住職は「邪気を払って良い一年にしてもらうための行事なので、これからも恒例化していきたい」と今後の意気込みを話していた。
冬から春に変わる季節の変わりを告げる立春の前日2月3日、区内川上町にある倫勝寺で節分豆まき大会が開かれた。
当日はゲストの落語家が笑いを届けたほか、祈祷法要が本堂で開かれ、心身の健全と除難招福を祈願。最後は年男年女に加え、大相撲・藤島部屋の藤島武人親方をはじめ力士らによる豆まきで邪気を祓った。今年で27回目を迎える同大会に寺では豆を100キロ用意。
現役時代から豆まきに加わる藤島親方は「毎年、福を撒かせて頂いているが、溢れる活気とにぎやかさに、逆に皆さんから福を頂いている思いがする」とコメントした。
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