神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2018年7月12日 エリアトップへ

横浜市 新生児聴覚検査を助成 県内自治体で初めて

社会

公開:2018年7月12日

  • LINE
  • hatena

 横浜市は1日、新生児聴覚検査の費用助成を開始した。聴覚障害は早期に発見された場合、音声言語の発達などへの影響が最小限に抑えられる。同検査の費用助成は神奈川県内の自治体として初めて。

 生まれつき両耳に聴覚障害がある新生児は1000人に1〜2人と言われている。言語やコミュニケーション能力は生後2、3年で発達するため、聴覚障害の発見が遅れると、能力の発達に影響があると指摘されている。

 厚生労働省の調査によると、2014年度時点で新生児聴覚検査の公費負担を行っている全国の自治体は6・3%だった。検査結果を把握してない自治体は34・9%あった。

 こうした状況に対し、厚労省は「すべての新生児が検査を受けることが重要」として各自治体に公費の助成や検査の実施を行うことを求める通知を出した経緯がある。

 横浜市では昨年、分娩できる医療機関45施設を対象に検査の実態を調査したが、受診を希望制としていたため、受診者数や受診率を把握することはできなかった。

 横浜市の助成は、音を聞かせて脳波を測定する自動聴性脳幹反応(AABR)検査で3000円、耳の中の音を解析する耳音響放射(OAE)検査で1500円。検査費は医療機関によって異なり、3000円〜8000円とされる。

 対象者は18年7月1日以降に出生した新生児で、市内に住民票がある人が出産した新生児、または市内に住民票がある生後60日以内の乳児。生後60日までに受けた検査が対象。補助券が利用できる医療機関は市内で40施設(7月5日時点)。母子手帳の交付時に渡される補助券を医療機関提出すると、検査費用から助成額が差し引かれる。問合せは市こども青少年局【電話】045・671・2455。

平成横浜病院

横浜市の健診・検査

https://yokohamahp.jp/

<PR>

戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

絵本で食品ロス削減訴え

泉区在住市村さん

絵本で食品ロス削減訴え

コンテストで優秀賞

5月2日

OTABISHO(おたびしょ)開業

みなとみらい

OTABISHO(おたびしょ)開業

能と狂言の紹介施設

5月2日

5作目上映会を開催

映画・奈緒ちゃんシリーズ

5作目上映会を開催

泉公会堂で5月11日

5月2日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook