東俣野町では小学校や地域住民が主体となり、次世代へと文化をつなぐ活動が行われている。
創立以来の文化
東俣野小学校は1月19日、恒例の凧あげを行った。1年生から6年生の児童約350人が、地域住民からの指導のもと、それぞれビニール凧や和凧を制作。その後境川沿いの休耕田に出た児童らは、爽やかな風に乗せて自慢の作品を空へと舞い上げた。
村田幹男校長は「地域の方々の協力のおかげで、創立以来33年続いている。子どもたちがさらに次世代へと伝えていってほしい」と話した。
手作りの臼で餅つき
同町にある栽培収穫体験ファーム「翡翠(かわせみ)農園」はこのほど、地域住民や子どもらを招いた餅つき大会を行った。このとき使われた臼は、県内唯一の手彫り製造を行う「臼工房 柴田」(藤沢市)で作られたもの。ケヤキの原木選びからはじまり、約1年という乾燥期間を経て完成するという。また餅つきに使われた米は、凧あげ会場となった田んぼで作られた。主宰した同園の北村豁園主は「手作りの臼を使い、地元の米で餅つきする体験はなかなかできないと思い企画した。良い思い出になれば」と振り返った。
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