よりよいサービスのため会議する経営者ら
８月13日（入り・迎え日）から15日（明け・送り日）は「お盆」（16日が明けとなる地域も）。夏休みにもあたるこの時期、家族や親せき・縁者でお盆を大切に過ごしている人も多いのでは。
「一人暮らしや高齢のご家族は、生活の困りごとを誰に相談していいかわからないことが多い」と話すのは区内若手経営者らからなる団体「オーケストライフ」の清水敏博さんだ。「家族とお会いする際は、ぜひ生活のヒントを伝えて」と話す。
「顔の見える関係で」
司法書士でもある清水さん。日々の業務のなか、一人暮らしの年配の方らから「生活のちょっとした困り事はあるが、近所の人にも頼めない」「インターネットを使って業者に頼んで失敗した」という悩みを耳にすることが多かったという。
こうした悩みを解決する手段のひとつを作ろうと、清水さんら地元の士業が中心となり立ち上がったのが同団体だ。部屋の片づけや清掃、害虫駆除、リフォーム、パソコン利用支援、防犯、不動産など多岐にわたる業種によって構成され、設置された窓口に問い合わせると、悩みに応じた各ジャンルのプロが対応する。
取り組みの認知は徐々に広がり、利用者からは「こういうサービスが欲しかった」という声が寄せられているという。清水さんは「地元の方の悩みを、地元の経営者が顔の見える関係のなかで応える仕組み。より多くの方に知ってもらいたい」と呼び掛ける。窓口は【電話】０４５・３９２・６６７６。
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