湧水が流れるせせらぎ
戸塚区には舞岡公園やまさかりが淵、俣野別邸など、有名なスポットは数多くありますが、あまり知られていない、いわば「穴場」を紹介をするコーナー。これを知れば、あなたは「戸塚のマイスター」です。
【Vol.2 戸塚公園】
戸塚バスセンターから大船駅行などのバスに乗り「長久保」から徒歩３分の戸塚公園。下郷小学校と南戸塚小学校の間に位置し、「ナントツ生」にはおなじみの場所です。ご存知でしたか？
同園は１９９１年に開園。２００１年には敷地内の一部に下郷小が開校されました。面積は３０１４５平方メートルと、戸塚土木事務所が単体で管理する公園の中でもっとも大きい「地区公園」の一つに区分されます。下郷小に隣接して多目的広場やいくつかの遊具がある広場があり、その向かい側の雑木林は南戸塚小方向に延びています。園路沿いには湧き水が流れ、南戸塚小側のせせらぎ谷の散策路では６月頃にホタルが見られます。また、散策路の脇には幕末の歌人、内田永保がこの地で詠んだ歌が書かれ、子どもから大人まで楽しめる公園です。
同園で遊ぶ男の子のお母さんに話を聞いたところ、「この公園は広くて、隣に住宅がないため子どもが大きな声を出しても大丈夫。車通りも少なく安心して遊ばせることができます」とのこと。
戸塚土木事務所の担当者は「山を散策したり、多目的広場ではスポーツも楽しめる多様な公園です。３年前には遊具を一新し、ひとつばたご（通称なんじゃもんじゃの木）という珍しい木を植えたので、ぜひ見てください」と話していました。
遊具広場で遊ぶ男の子
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内田永保の歌
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