市資源循環局「省プラ生活」を発信SNSで企業の取組 紹介
プラスチックごみによる海洋汚染が世界規模で深刻化する中、横浜市は昨秋、「よこはまプラスチック資源循環アクションプログラム」を策定。プラスチック対策を進める一環として、プラごみ削減につながる取り組みをSNS上で発信している。
コロナ禍でプラごみ増
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛要請以降、家の片づけやテークアウト需要が増えたことでプラスチックごみは増加傾向にある。緊急事態宣言の解除を受けて経済活動が徐々に再開する中、市資源循環局はフェイスブックページ「ヨコハマ省プラスタイル」を開設。日々の暮らしの中から環境問題を考えることで、「省プラ」をライフスタイルに取り入れてもらう。
100%リサイクルのペットボトルやデザイン性に富んだマイバッグ、バイオマスプラスチック製のレジ袋など、プラごみ削減につながる商品や容器包装、技術、サービスなど、企業の取り組みや製品を紹介。省プラの意識を市民に広げることで、個人レベルの取り組みにつなげていくことが狙いだ。
プラスチックは焼却時の温室効果ガス排出や海洋汚染につながるといった問題が指摘されていることから、メーカーや販売業者は紙や木などの代替素材を使った商品や再生プラスチックを有効活用した製品などの開発・販売を加速させている。
泉区 天王森公園進む竹の”名所”づくり維持管理・大西さんの成果
泉区にある天王森泉公園の竹林の維持管理を中心となって行っている大西利夫さん。「古都のような風情を感じて欲しい」と景観の向上に努めると同時に、竹の魅力を広めるため定期的に広報の発行も行っている。
同園裏庭にある竹林は、笹の葉の涼やかな音色を楽しむことができる癒しスポット。竹の間には遊歩道が整備されており、自由に散策することができる。
約20年ほど前から、運営委員として園の管理に携わってきた大西さん。竹林の整備もそのひとつだった。手入れをしていく中で竹の凛とした佇まいと、溢れ出すエネルギーに惹かれ、いつしかその魅力にのめり込むようになったという。
「京都や鎌倉のような風情を感じて欲しい」。元々、ボランティアたちの手によって整備はされてきたが、大西さんが特に意識しているのは林全体の「景観」だ。様々な角度から竹林を観察し、生育状況を判断しながら残すもの、伐採するものを選別。竹の間を距離を調整しながら、より美しく見えるバランスを追及している。
広報で魅力発信
2017年からは広報「竹林の息吹」の発行も続けており、このほど30号目を迎えた。また、竹にまつわる小話や歴史を紹介するコーナーを設けるなど、より親しんでもらう工夫をしているという。
今後も竹林の景観向上や認知度アップに向けて活動していくという大西さん。「写真映え間違い無しなので、まずは是非一度足を運んでもらえたら」と話した。
*天王森泉公園(泉区和泉町300/神奈中バス『ドリームハイツ』バス停から徒歩15分)。
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