名瀬町民を困惑させ、全国もにぎわせたアミメニシキヘビ逸走事件。捜索活動において、多大な貢献があったとして戸塚消防団(鈴木進団長)が5月28日、吉泉英紀戸塚区長から感謝状が手渡された。
5月6日に名瀬町のアパートで飼育されていた3・5mものアミメニシキヘビが逃げ出した今回の事件。ヘビが見つかった22日までの17日間にわたり、戸塚区や戸塚警察署などが捜索していたが、戸塚消防団も自主的に捜索活動に協力。とくに14日から16日にかけては延べ289人、全体では延べ361人が参加した。同団が人海戦術に大きく寄与したとして今回の贈呈に至った。
吉泉区長は「地域の安全安心なまちづくりにおいて多大な貢献があった」と称えながら、「消防団の活動を見た区民が『自分たちのまちを守る』という意識や気運も高まった。多くの人たちの気持ちを動かした面でも成果は顕著だった」と話していた。鈴木団長は謝辞を示しながら「これまでの消防団生活においても初めての事案。団員が自主的に動いてくれて心強かった」と笑顔を見せていた。
ヘビは22日の捕獲後、野毛山動物園で保護されていたが、飼い主の意向で27日、茨城県の販売業者の手へと渡った。
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