青少年の健全育成・区民文化の向上へ向けた支援などを目的に2012年に創立したNPO法人「元気な地域人の会」が10月17日、10周年記念式典を仏向町の「日本料理広美」で開いた。
活動の起点となったのが東日本大震災だ。「人と人」「地域と人」の間の「絆」という言葉が注視される中、「有意義な絆」を構築することが会の活動の根幹にある。
数ある活動の中でも特に力を注いできたのが青少年の健全育成に対するサポート。全国大会に出場する部活動や団体の遠征費に対する助成活動を続けてきた。今年3月までの助成件数は112件、470万円にのぼるという。
昨秋からは10周年記念事業として、「学校・まち 花いっぱい活動」と銘打った事業を展開。花と緑を愛し、清潔できれいな街づくり活動を推進しようと98年に保土ケ谷区独自の取り組みとして制定された「ほどがや花憲章」実現へ向け、区内の小中学校全体で「花の街ほどがや」づくりを推進してきた。会から受けた助成金を使い、各校が選定した木や花を校内に植えた。
この日の式典で登壇した金子宣治理事長は「地道ではあるが、着実に実績を積み重ね10周年を迎えることができた。ご支援いただいている会員の皆様に感謝したい。今後も引き続き有意義な活動を続けていきたい」などと話した。
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