2/24(土) 2024明治安田生命J2リーグ 第1節 vs.レノファ山口FC
前日まで続いた悪天候から一変、晴天の下2024シーズンの開幕がホームニッパツ三ツ沢球技場で行われた。
相手はレノファ山口FC(以下、山口)。一年でのJ1復帰を目指す横浜FCは、四方田修平監督体制3年目で、昨シーズンまで積み上げてきたものをベースに攻撃的なサッカーを目指す。スターティングイレブンには、誰よりも遅くまで練習をしていた市川暉記がゴールを守る。今シーズンもキャプテンに就任したガブリエウを守備の要とし、ンドカ ボニフェイス、左足からチャンスを演出する新加入の福森晃斗の3人で最終ラインを形成。中盤は昨シーズンに続きチームの心臓の井上潮音や、クラブにとって大切な背番号「8」を今シーズンから背負う山根永遠らがスタメンに名を連ねた。
前線の3枚には、期待の万能FW森賢吾、J1での経験豊富な中野嘉大、強力な左足のシュートを持つ10番カプリーニの3人でゴールを目指す。開始序盤は山口に危険なシーンを作られるが、横浜FCもサイドを起点に、徐々に攻撃回数を増やしていく。カプリーニや福森がチャンスメイクをするが、ゴールを割ることはできずスコアレスで前半が終了。ハーフタイムに四方田監督は「アグレッシブさが足りない。もっと球際を強く、セカンドボールへの意識を高めよう」とチームを鼓舞した。
後半、先制点を奪ったのは、山口だった。相手のシュートがDFに当たり軌道が変わったボールはゴールへ吸い込まれた。アンラッキーな失点だったが、欲しかった先制点を奪われチームに緊張が走るも、すぐさまセットプレーから、この日31歳の誕生日を迎えた中野のバースデー弾ですぐさま同点に戻した。その後は、両者が互いに追加点を決めきれず勝ち点1を分け合った。試合後、四方田監督は「自分達たちの攻撃の形が出せなかった。全体的にプレーが硬かったが、すぐに修正して次節の勝利に繋げたい」とコメントした。ホームでの開幕戦を白星で飾れなかったが次節の横浜FCに期待したい。
次回ホームゲーム
3月9日(土)
モンテディオ山形戦 14:00 キックオフ @ニッパツ三ツ沢球技場
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