3月3日の桃の節句に向けて区内花卉農家では、ハナモモの出荷作業に追われている。
新作でハナモモを栽培する中村成彦さん(63)は、毎年600本のハナモモを大田市場へ出荷する=写真。
蕾の固いうちに枝を切り出し、枝を束ねる枝折り作業を行い、温度調整した暗室へ6、7日間入れて開花時期を調整。「花は枝にまんべんなく、間隔が狭く付いているのがいい状態。今年の出来はまあまあいいね」と中村さん。品種は赤色の「矢口」と濃いピンク色の「新矢口」。鮮やかなピンク色が最近の流行だ。
ハナモモの栽培を始めて20年、農林水産大臣賞を受賞した経歴もある中村さん。「手に取ったお客さんが喜んでくれることが一番大事」と語った。
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