市民の健康増進や憩いの場として地域に根付いてきた銭湯への関心を高めてもらおうと、高津区まちづくり協議会は9月27日、区内千年新町にある千年温泉で、落語の真打を招き「銭湯de落語」と題したイベントを開催した。
落語会を通じて地域に笑いと健康を提供するNPO法人「リール」(菊池明美代表)に、同協議会が協力を依頼。リールが快諾し、今回の落語会が実現した。
出演したのは落語家の真打・柳家喬志郎さん。人気の演目「目黒のさんま」を披露し、巧みな話芸で来場した約50人を大いに盛り上げた。
口演を聞いた来場者からは「さんまはいまが旬。脂ののったさんまが無性に食べたくなりました」などの声が聞かれた。
千年温泉や松の湯など市内の温泉の魅力を語る「銭湯談議」も開き、来場者らの注目を集めた。
リールの菊池代表は「お年寄りだけでなく親子連れなども参加してくれて嬉しい。ビールやおつまみを片手に、のんびりと楽しんでくれた様子だった」と話していた。
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