末長交番前に突如現れた、白くて大きなオブジェが道行く人の目を引いている。建設を企画したのは、近所にある福住医院の理事長を務める福住亮雄さん(79)。
オブジェは、彫刻家の杭谷一東さんの作品『太陽の門』。作品の写真を見た福住さんは、どの角度から見ても美しく幸せな気分にしてくれる不思議なオーラに魅了された。作品を機に親しくなった杭谷さんから、「大き過ぎて手に余る」との言葉を受けて実物を購入した。
イタリア産の大理石をベースに作られたオブジェは、高さ3m、幅2m、重さ7tと存在感がある。福住さんの自宅には、既に三分の一ほどの同じオブジェがあり、見た人から「気持ちが沈んでいたけれど、元気になった」との声が寄せられている。地元や通る人々などに元気を届けられたらという思いで建設を決めた。
完成間近のオブジェを前に福住さんは、「オブジェの話題で地域の輪が広がり、末長地区の活性化になれば」と話す。今後、台座がつけられ、10月末に完成予定だ。
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