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有限会社堺堂大貫悦信さんに聞く 補聴器、「慣れてから購入」はなぜ?
補聴器を「慣れてから購入できる」という画期的な販売方法を始めて9年。口コミやメディアで話題を呼び、今では購入前の補聴器の調整は半年待ちの人気ぶりだという。
―補聴器を装着していれば慣れるものなのでは
補聴器により、急に聞こえるようになった雑音が辛くて装着を辞めてしまったという方は多くいらっしゃいます。私の父も同じ経験をしました。購入しても1カ月しないうちに使わなくなる。3回買い変えましたが、結果は同じ。「慣れるまで我慢」というのは違うのではないか、そんな疑問から始まりました。
―なぜ雑音に耐えられないのでしょうか
「聞こえにくい人」は、車や空調音など日常の雑音がない環境で過ごしています。この時の脳は、音を拾おうと超過敏な状態に。ここで補聴器により日常の雑音が届けられたら、うるさくて耐えられないですよね。
―そこでどんな調整を?
堺堂では、一気に聞こえる音を入れず、少しずつ調整して聞こえる音を入れていくことで「脳を落ち着かせる」ことに着目しています。具体的には、お客様の「補聴器を装着し続けられるレベル」に抑えて調整。1週間後、少しレベルを上げて再度調整、それを繰り返し「聞こえの山の頂上」を目指しています。時間はかかりますが、それが一番の近道です。
―だから調整回数が多い
1人平均2か月、9・6回調整を行っています。こうした仕組みを理解し、納得して頂くために、ブログ、冊子、通信などさまざまな手法でお伝えしています。
―ここまでされる理由は
父は補聴器がうまく使えず、家族の会話に入らなくなったことが心に残ります。補聴器で「会話に自信がつき前向きになれた」という声を聞くと、やっていることは間違っていなかったと感じます。お客様にとって補聴器が「補幸器」となるよう、今年も堺堂は頑張ります。
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4月26日