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小児科・アレルギー科小児皮膚科 小学校入学前で「おねしょ」これって夜尿症?
おねしょと夜尿症の違いのポイントは年齢です。夜尿症は「5歳以上で月に1回以上の夜尿が3カ月以上続くもの」と定義されています。5・6歳で約15%、高学年でも約5%いるとされる頻度の高い病気です。
当院でも2年前から夜尿症の治療をしています。「いずれ治るだろう」と放っておくと、お子さんが自信をなくす原因になりかねないので、早めに治してあげるべきです。
夜尿症の主な原因は「夜間の尿量が多い」「夜間の膀胱容量が小さい」ことである場合が多く、決してお子さんの性格の問題や、保護者の育て方の問題ではありません。
治療はまず夜間の飲水量を減らす、就寝前の排尿を徹底するなど生活リズムの見直しから始めます。そこで改善しない場合は、薬による内服療法やアラーム療法を行います。内服のみで軽快する場合が多く、長年おねしょに悩まされてきた子が、1、2ケ月の内服で治ったケースもありました。
大切なことは、おねしょが続いてもお子さんを叱ったり無理強いせず、「必ず治るよ」と安心させてあげて、適切な治療をしながら成長を見守ってあげることです。
私事ですが、先日、ニューヨークタイムズ紙から「次世代のリーダー」の一人に選出されました。子どもに余計な負担をかけない医療方針などが受賞理由です。今後も子どもたち、そして育児に頑張るパパママの笑顔のために、理想の医療を追求していきます。
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4月26日