神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2021年1月29日 エリアトップへ

【Web限定記事】川崎市 全国初、国とコロナワクチン集団接種訓練 予診の効率化に課題も

社会

公開:2021年1月29日

  • X
  • LINE
  • hatena
訓練で看護師、被接種者にふんする市職員
訓練で看護師、被接種者にふんする市職員

 川崎市と厚生労働省が1月27日、新型コロナウイルス感染症のワクチン集団接種訓練を市立看護短期大学(幸区)で行った。

 政府が2月下旬の開始を目指すワクチン実用化を前に、集団接種を想定し全国で初めて実施。川崎市職員20人が被接種者を担い、医師3人、看護師5人など計60人を配置した。受け付けから予診、接種、経過観察までの手順を確認し時間を計測。かかった時間は30分ほどで、予診では持病の申告や健康に関する相談で時間がかかる場面もあった。訓練の模様は、国が編集して動画で全国自治体に共有する。

 国の予防接種基本方針部会委員を務める、川崎市健康福祉局の坂本昇医務監は「質よりも、どこの自治体でもできることを前提に訓練を行った」と説明。国の新型コロナウイルス感染症対策分科会メンバーで、川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は「一連の流れが確認できた。副反応については100%何もないことはない」とし、「接種後の相談センター設置を国に提言する必要もある」との考えを示した。

 福田紀彦市長は「より効率的に接種できるよう、相談のある被接種者などの事前仕分けが重要になる。全国で応用できるよう、課題を洗い出し発信していく」と展望を語った。
 

マイナス75度のディープフリーザー(冷凍庫)から取り出されたワクチン
マイナス75度のディープフリーザー(冷凍庫)から取り出されたワクチン
訓練を見学する福田市長ら
訓練を見学する福田市長ら

高津区版のローカルニュース最新6

精神疾患者 支援を考える

精神疾患者 支援を考える

5月14日 市総合自治会館

5月2日

大きく描こう「平和の絵」

子ども夢パーク

大きく描こう「平和の絵」

40人の参加者を募集

5月1日

体験・学ぶ「看護フェスタ」

体験・学ぶ「看護フェスタ」

5月11日 溝ノ口駅前で

5月1日

一般開放9日から

生田緑地ばら苑

一般開放9日から

3300株、咲き誇る

4月30日

フロ戦士「パネル」いかが?

ノクティ

フロ戦士「パネル」いかが?

プレゼント企画、締切迫る

4月30日

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月26日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook