神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2021年8月13日 エリアトップへ

国際交流「Zoom」花盛り? 7月の区内イベントも盛況

コミュニティ文化

公開:2021年8月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
Zoomを介してセネガルの小学生と会話する参加者
Zoomを介してセネガルの小学生と会話する参加者

 久本在住の樋口愛さんが中心となり、セネガル共和国の文化を伝えるイベントなどを手掛けているNPO法人「手を洗おう会APHW」(古屋典子理事長)。同会が先月行ったのは、ウェブ会議サービス「Zoom」を活用したセネガルと日本の親睦イベント。果たしてその詳細は―?

事前準備に充実感

 7月17日を皮切りに、24日、30日の3日間行われたこの取り組みには区内やその周辺在住の小・中・高生約15人が参加。初対面同士の自己紹介では、海外留学経験やホームステイの経験談を披露する高校生の姿もみられ、小学生の参加者にセネガルにちなんだクイズを考案してきた参加者も盛り上げ役に徹するなど和気あいあいとした雰囲気。セネガルとの交流時に披露するソーラン節の練習も行ったほか、小学生と高校生が即席ペアを組み、最終日に仕上げる自由研究にも着手した。

 24日には太鼓の練習や「さくら」演奏の練習、和太鼓、インディアンフルート、篠笛、三味線などの体験などが行われた後、いよいよZoomでセネガルと接続。現地から参加のセネガルの小学生は3人。画面からもセネガルの小学生の背の高さがわかり、会場がどよめく場面も。こうした交流はすべてフランス語を基礎言語として企画され、自分たちのフランス語が通じたことに喜ぶ小学生の笑顔が日本側の会場を盛り上げていた。

 その後、ソーラン節や「さくら」演奏の披露までは順調だったものの、セネガル側からの太鼓の披露や自己紹介の場面では音声トラブルが発生。今後に若干課題を残したものの、概ね満足のいく交流イベントに、主宰関係者は皆、胸を撫でおろしていた。

良い経験に手応え

 最終日となった30日には、こうした活動を模造紙にまとめ、自由研究にする作業も実施。小学生とペアを組む高校生は将来、教職や保育士を志望している人も多く、樋口さんは「今回は高校生にとって(思考力や発想力が上がるとされる)アウトプットを経験できる場となり、小学生も7月のうちに夏休みの宿題を終えられるといういい形のイベントができ、手を洗おう会としても良い経験ができた。来年もぜひ、いう声もあるので来年もなにかしらのイベントを考えたい」と手応えを語っていた。

小~高校生約15人が活動を行った
小~高校生約15人が活動を行った
夏休みの自由研究にも役立てられた
夏休みの自由研究にも役立てられた

写真のたなかや

ひと味ちがう写真はプロにお任せ

044-822-3466

<PR>

高津区版のローカルニュース最新6

高津高生、リサイクルの現場知る

【Web限定記事】

高津高生、リサイクルの現場知る

地元企業が工場見学の機会を提供

5月3日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

5月3日

アユ稚魚2万匹、多摩川へ

アユ稚魚2万匹、多摩川へ

川崎河川漁業組合が放流

5月3日

「献血にご協力を」

川崎西RC

「献血にご協力を」

5月11日 粗品140個を用意

5月3日

精神疾患者 支援を考える

精神疾患者 支援を考える

5月14日 市総合自治会館

5月2日

体験・学ぶ「看護フェスタ」

体験・学ぶ「看護フェスタ」

5月11日 溝ノ口駅前で

5月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook