自民・市議 大島明さん(68歳)
―選挙結果をどのように受け止めていますか?
総じて厳しい選挙戦だったが、個人演説会を中心に据えた地道な活動が評価されたものと感謝している。
―今後、力を入れて取組んでいく課題は?
多様化・複雑化する行政課題に対応するためにも「特別市(特別自治市)」への移行は喫緊の課題と考える。住民説明などをしっかりと行い、そのメリットを着実に伝えていきたい。
―高津区の課題と、対応策等をお聞かせ下さい。
子母口などで橋梁工事等が始まっている「等々力大橋(仮称)」については、開通後を見越して409号線の整備を国に申し入れている段階。またカーボンニュートラル実現に向け「脱炭素アクションみぞのくち(脱炭素モデル地区)」に指定されている高津区では、地元にある水素ステーションのPRなどを積極的に行い、事業を主導的に進めて行く。
―福田市長の市政運営をどの様に評価されていますか?
山積する市政の諸問題に対して、しっかりとこなしている印象。市行政と議会は「両輪の関係」。今後も川崎市の発展のため、共に議論を重ねていきたい。
―最後に区民へのメッセージをお願いします。
今年は久しぶりに「高津区民祭」が再開し、秋には「多摩川花火大会」も行われる予定となっている。区の観光協会会長として、皆さんが一丸となって取り組めるようサポートしていきたい。
立民・市議 堀添健さん( 60歳)
―選挙結果をどのように受け止めていますか?
選挙戦を通じて、多くの方々の市政に対する期待を強く感じた。一人ひとりの気持に寄り添い、すべての市民が安心して、誇りをもって住み続けることができる高津区と川崎市を実現したい。
―今後、力を入れて取組んでいく課題は?
東日本台風や新型コロナ禍など災害が多発した4年間であった。これからは災害が起きることを前提とした市政運営が必要。行政運営や職員体制を含め災害対応力の強化に取り組んでいきたい。
―高津区の課題と、対応策等をお聞かせ下さい。
例えば「溝口の大山街道踏切対策」など、地域にとっては極めて重要で優先度の高い政策課題に十分な行政資源が投入できていない。高津区の課題は高津区の中で、高津区民が中心となって政策の優先順位を決め実行する仕組みづくりが必要。市議会についても、行政区単位での議論が重要になってきていると思う。
―福田市長の市政運営をどの様に評価されていますか?
福田市政も3期目の半ばにさしかかっているが、保育所待機児童対策や中学校完全給食の実施、人権尊重まちづくり条例、犯罪被害者等支援条例など市政の重要課題に的確に取り組み実績も上げてきたと評価する。
―最後に区民へのメッセージをお願いします。
歴史や文化が豊かで、生活の利便性も高い高津区。区民のみなさんとともに、より暮らしやすい高津区を実現したい。
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