地域の活性化を目指し、区民有志が様々な取り組みを行政と行っている「まちの企画室」。先頃、第3期となるプロジェクトの始動と共に、参加者同士の関係性をより深めるため、新たな試みとなる「まちのワールドカフェ」を開催。当日、会場となった「ノクチラボ」(溝口)には、まちづくりに興味のある区民ら20人が参加し、交流を図っていた。
過去の反省、生かす
昨年度「大山街道アクションフォーラム運営委員会」が母体となり、新たな提案制度として発足した「まちの企画室」。これまでも大山街道を盛り上げるイベントを企画・開催するなど一定の成果を残している。
一方、過去「第1期」「第2期」を通し、延べ100人以上が集まってきたにも関わらず「参加者同士の関係性が希薄」「各自の得意分野を上手く活かせなかった」などの反省点が挙がっていた。
5月12日に開かれた「まちのワールドカフェ」は、こうした諸問題を改善しようと初めて行われたもの。「定期的に行う交流会」という位置付けの下、継続的なコミュニティやまちづくりの輪を広げていくことが目的。過去2期を経験した人や、今後参加を考えている区民らが一堂に会し、食事をしながら交流を深めていた。
「親交深め、活性化を」
今月行われるプロジェクトの説明会「第3期まちの企画室座談会」も既に定員になるなど、取り組みの輪は、着実に広がりを見せている。リーダー役を務める丸山佑樹さんは「メンバーも増えてきたりと、まちづくりに興味がある人は沢山いるので、これからも定期的な交流会で親交を深め、まちを盛り上げていきたい」と話していた。
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