宇津木選手 川崎に凱旋 市スポーツ特別賞を受賞
川崎市役所で５日、なでしこジャパンのメンバーでドイツ戦などで勝利に貢献した宇津木瑠美選手＝写真左＝に、阿部孝夫市長＝写真右＝より川崎市スポーツ特別賞が贈呈された。
区内の西梶ヶ谷小学校出身で、市内のジュニアチームで活動していた宇津木選手は、地元が生んだヒロインの活躍を喜ぶ職員に総出で迎えられ、贈呈式では地元話に花が咲いた。
市長は「市内のチームで活躍してきた宇津木選手が（Ｗ杯で）優勝し、川崎の名を高めてくれた」とコメント。宇津木選手は「サッカーを始めた場所は川崎。小さい頃の楽しい記憶は今につながっている」と答えた。大島明市議会議長の「（高津は）アップダウンがあるから足腰が鍛えられたのでは」との軽妙なトークに「遅刻しそうな時は走った」と笑顔で返した。
宇津木選手は市民プラザなどの公共施設を幼少期によく利用していたそう。これからサッカーを始める女の子に向けて「最後まで諦めず夢を持って」とエールを送った。高津区民へは「区民祭がとても好きだった。高津区は市内でも自然が多く、サッカーができる環境がある。みんなでサッカーができたら」と語った。市長からは「ぜひ来年、区民祭をドリブルで行進したら」というアイデアも飛び出した。
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