市民92人が参加 ベトナムに贈る放置自転車を解体
不要になった放置自転車をベトナムに贈ろうと、日本ベトナム友好協会川崎支部(宮原春夫支部長)は今月1日、川崎区塩浜にある自転車保管所で自転車の解体作業を行った。
同協会では03年11月から川崎港の友好港であるダナン市に自転車を贈る活動を続け今回で19回目。
当日は同協会会員のほか、NECフィールディングシステムテクノロジーの社員や向の岡工業高校の生徒ら92人が参加。650台分の自転車を船のコンテナに積み込みやすくするため、籠やサドルを外す作業に汗を流した。
自転車は今月12日に川崎港を出港し、26日にダナンに到着。その後現地の団体を通じて自宅から学校までの距離が10キロメートル以上離れている子どもたちに届けられる。
宮原支部長は「日本の自転車は現地では1台7千円程度。現地の国家公務員の月給に相当することから、大変喜ばれている。ささやかな国際貢献だが、これからも続けていきたい。同時に川崎市民にはモノを大切にすることを訴えていきたい」と語った。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
5月3日