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川崎市 人権啓発ラッピングバス走行中 女性に対する暴力根絶など、16項目が重点目標
12月4日から10日までの人権週間にちなみ、川崎市は、市民に人権に関する正しい知識を深めてもらい、人権意識を高めてもらおうと、ラッピングバスを走らせている。これに先がけ11月28日には高津区溝口の川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)で出発式を行った。
バス側面には「みんなで築こう 人権の世紀〜考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心〜」という今年度の啓発活動重点目標が記されている。また、女性に対する暴力根絶を訴えるパープルリボンのシンボルマークを施し、啓発に努めている。バスは来年2月まで市内4営業所管内で運行される。
法務省によると、今年度は子どもの人権尊重▽高齢者を大切にする心の涵養▽
部落差別撤廃▽外国人の人権尊重▽HIV患者やハンセン病患者等への偏見をなくす▽犯罪被害者とその家族の人権配慮▽ホームレスに対する偏見をなくす▽性同一性障害者への差別をなくす▽北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深める――など16項目を人権啓発の強調項目に挙げている。これを受け、川崎市は先月18日に「かわさき人権フェア」を開き、人権作文の紹介や拉致被害者家族の支援コーナー、東日本大震災関連のパネルの展示を行ったほか、今月11日に「人権について考える市民のつどい」と題した講演と映画上映会を川崎市アートセンターで開催する。
問い合わせは、川崎市市民・こども局人権・男女共同参画室(【電話】044・200・2316)まで。
川崎市市民・こども局人権・男女共同参画室
TEL:044-200-2316
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5月3日