高津警察署 県警逮捕術大会で優勝 平成10年以来の栄冠
第41回神奈川県警察逮捕術大会がこのほど、神奈川県警察学校(横浜市栄区)で開かれ、高津警察署(青木正純署長)がBブロックで優勝した。
逮捕術は、凶悪な犯人を逮捕する際に、犯人には必要最低限のダメージで抑えながら、自らも被害を受けずに制圧逮捕するために考案された。警察官が犯人検挙の技術向上を目的に訓練している。
神奈川県警54署と警察本部などが参加し、警察署の規模によって3グループに分かれて大会は進行した。高津署は署員200人規模のBブロックに出場、参加18署によるトーナメント形式の試合に臨んだ。
防具や小手を身に付けて犯人と警察官役に分かれ、刃物や警棒を持って戦い、試合は6人制の対抗戦で行われた。1回戦で幸署に勝利した高津署は接戦ながら5試合を勝ち抜き、平成10年以来14年ぶりの優勝を果たした。
「署員の心が一つに」
高津署の参加選手は、山下陽敏巡査部長、横山大輔巡査部長、長谷川雄司巡査部長、三家本学巡査長、本田貴之巡査、石井俊光巡査、栗原英律雄警部補、結城靖巡査の8人。
交通総務係に勤務する横山さんは「短い練習期間だったがチームが一つになった団結力の結果。優勝を経験できる選手は限られるので、とても嬉しい。警察官としての力を十分に発揮できた」と喜びを語った。
会場で指示を送った鳴海達之前高津署長は「とても栄誉あること。署員の心が一つになっていた。日頃の鍛錬の成果を生かし、これからも街の安全の為に活躍して欲しい」と話していた。
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5月3日