区老連 趣味の力作157点展示 大山街道ふるさと館で
川崎市高津区老人クラブ連合会(ふれあいクラブ高津、田島耕作会長)は6月29日から7月2日まで、大山街道ふるさと館で、同会の会員が創作した絵画や手工芸品などを展示する「趣味の作品展」を開催した。
毎年恒例の展示会で、今年は会員112人が参加。油絵をはじめ、ちぎり絵、手編み、書道作品、つるし飾り、和紙人形、写真など多岐にわたる作品計157点を出品した。来場した多くの市民は、プロ顔負けの力作に足を止め、真剣な眼差しで見入っていた。
最高齢の出品者は石井絹子さん(94)。水彩画を約60年続けているという石井さんは「(日々の生活の中で)何かあると『描いてみよう』という気持ちが湧く」と力強く語る。身近なものを題材に2日ほどで描き上げるという。
同会によると、趣味の作品展は1965年(昭和40年)ごろから毎年開催している。同会で文化部長を務める森繁昭さんは「(出品者にとって)作品作りは大切な生きがいになっていると思う。展示会が、地域のお年寄りの素晴らしい作品を見た人たちの励みになれば嬉しい」と話した。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
5月3日