県民大会 青少年の健全育成を語る 高津市民館に553人
かながわ青少年社会環境健全化推進会議、神奈川県青少年総合対策本部、川崎市は7月14日、高津市民館で、「平成24年度青少年の健全育成を進める県民大会」を開催した。
県の青少年保護育成条例の改正にともない、地域の教育力強化に努めようと、県は同大会を毎年実施。今回は「社会全体で青少年を守り、支え、育てよう〜今、地域でできること〜」をテーマに、青少年指導員、PTA、学校関係者、地域住民ら553人が参加した。
洗足学園高校の生徒が司会を務め、県立多摩高校合唱部約60人の息の合った歌とダンスで幕を開けた。挨拶で黒岩祐治県知事は、青少年の非行問題などについて「我々一人一人が、責任を負った大人として当事者意識を持つことが大事」と強調。三浦淳川崎市副市長は「子どもの問題は社会の問題。地域が元気になり、子どもの健全育成に努めることが大切」と述べた。
日本女子大学の田中雅文教授がコーディネーターを務めるパネルディスカッションでは、NPO法人「親がめ」の山根誠理事長、高津区地域教育会議の金俊一郎議長、矢上川で遊ぶ会の庄司佳子代表がそれぞれの活動を紹介。「子どもの『自己肯定感』が自己実現につながる」「(河川での生きもの調査体験などを通じ)大人も子どもから学ぶことが大切」などの意見を交換した。県は来年以降も同大会を開催するとしている。
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5月3日