「可能性の豊かさ教わった」 辻井いつ子さんが講演
川崎市健康福祉局は9月3日、高津市民館で「第5回川崎市障害者雇用促進シンポジウム」を開いた。「共に働き、共に生きる」をテーマに、障害のある人の雇用環境の改善などを目指して開催し、約200人が来場した。
当日は、ピアニスト辻井伸行さんの母親の辻井いつ子さんを講師に、「子どもの才能の見つけ方、伸ばし方」と題した特別講演を実施。辻井さんは「音楽でつながって会話ができると感じて嬉しかった。人間が持っている可能性の素晴らしさをわが子から教わった」とし、子育ての苦労話や伸行さんの国内外での活躍などについて語り、会場は大きな拍手に包まれた。
パネルディスカッションでは、市内で障害のある人を積極的に採用している企業の代表者ら3人が登場し、雇用促進などについて意見を交換した。
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5月3日