川崎北部少年少女発明クラブ 初陣で特許庁長官賞 「デザインカー」全国大会で
川崎北部少年少女発明クラブに所属する小学4年生3人が17日、東京工業大学で行われた「全国少年少女チャレンジ創造コンテスト」で特許庁長官賞を受賞した。今年発足した同クラブは初の参戦で全国大会入賞に輝いた。
同大会は子どもの創造力を豊かに育もうと公益社団法人発明協会が毎年行っている。今年は「モーターとゴムで動くハイブリットカー」を課題に、全国の子どもたちがタイムやデザインなどを競った。
17日に行われた全国大会には地区予選を突破した57チームが全国から出場した。同クラブの宮本大地さん(栗木台小4年)と古田咲さん(同4年)、村松勇吏さん(東高津小4年)は、この大会に向けチーム「ドラゴンスター」を結成し、何度も試行錯誤し改良を加えたという車「ライトニングD・T」で参戦。トップスピードを長く保てるようゴムの使い方を工夫した車はタイム部門で2位に輝き、アイデア・デザイン部門では1位となる「特許庁長官賞」を受賞した。
性能とデザインに高評価
審査では性能とデザインの両方を兼ね備えた車の完成度が評価されたという。
発足から1年以内で全国大会出場、入賞という結果を受け同クラブでは「川崎市北部の子どもたちの発明に対する熱い思いが早くも実を結んだ。これからも色々な大会にチャレンジし、川崎から科学を盛り上げていきたいと思う」と話している。
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5月3日