連載【17】「町内会・自治会の震災対策」 パークシティ溝の口自治会 有事に活かす、名簿作成へ
パークシティ溝の口では、管理組合と自治会が共同で協議会を立ち上げ、防災対策についても、諸事、同協議会で決定している。毎年、独自の防災訓練を実施しており、昨年10月の訓練で清水さんは、約250人の参加者を前に「(訓練を通じて)咄嗟の時に間違った行動をしないようにしましょう」と呼びかけた。
住民の高齢化や単身世帯も増加しており、高齢者を見守り、サポートする仕組みづくりが課題の一つ。そこで取り組んでいるのが名簿作り。作成方法や管理方法を練っている最中だが、住民アンケートを経て来年度中には作成したい考え。同時に災害時等にボランティアとして参加できる人数を把握する狙いもある。
役員が原則として毎年改選されるのが特徴。これまで20人が会長、600人以上が役員を経験した。「誰もが活動に関わる環境づくりを進め、住民全員が参加する自治会を目指している」(清水さん)という。
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5月3日