洗足音大など卒業式 「誇りを持って」未来へ 753人、母校からの旅立ち
洗足学園音楽大学、同大学院、洗足こども短期大学は18日、同大学の前田ホールで「平成24年度大学・短期大学卒業式」を開催した。
この日大学、大学院、短大から巣立ったのは計753人。男子は凛としたスーツ姿、女子は色とりどりの振袖や髪飾りで出席し、鮮やかな色彩がホールを「埋めた」。
「音楽は人生において心の拠り所、心の支えになる」。万代晋也学長はこれから社会に旅立つ卒業生たちを前に「本学で学んだものとして誇りを持って歩んでください」と呼び掛けた。
音楽療法を学び、卒業生代表として登壇した根岸良太さんは「東日本大震災は、自分にとって音楽で何ができるのかを考えさせられる大きな出来事だった。これからは音楽療法の実践と普及を目指していく」と明言。短大で保育を学び、この日謝辞の挨拶に立った加藤亜沙美さんは「辛い時は子どもの笑顔と仲間の支えがあったから乗り越えられた。すべてが人生の財産。誇りを持って歩んで行きたい」と力強く語った。
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5月3日