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高血圧のリスクが3〜4倍睡眠時無呼吸症候群とは? 取材協力/すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉
眠っている時に息が止まる状態が何度も起こる『睡眠時無呼吸症候群』。この病気は高血圧や脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞、不整脈などの病気を引き起こすリスクが3〜4倍にもなるという。「イビキが止まっていると家族から言われる」「寝た気がしない」「体調が優れない」「日中、眠気で仕事に集中できない」という人は注意が必要だ。鈴木院長は「この病気は本人に自覚がなく、他人から指摘されることがほとんど。メタボリックシンドロームや糖尿病との関連もあります。睡眠中の酸欠状態が血液をドロドロにし、血管が詰まりやすくなります。この病気と診断されたドライバーの約40%が居眠り運転を経験しているといいます」と話す。肥満に関係なく喉が狭い人、顎が小さい人に起こりやすいと言われており、「日本人は西洋人に比べて顎が小さい人が多いため、それほど太っていなくても無呼吸が起こりやすいです」と院長。日本での患者数は約300万人とされており、30代以上の男性に多いという。検査は夜11時頃に来院して(応相談)、翌朝4〜7時に帰ることができるので、仕事への影響も少ないとのこと。
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5月3日